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2016年12月05日

マレーシア版のサブプライムローン? ジョホールバルのコンドミニアムはどうなる?


アメリカでのリーマンショックの引き金となったサブプライムローンですが、
マレーシアでも同様のことが起きるかもしれません。

マレーシアでは不動産市況の冷え込みが深刻な状況です。

マレーシアの住宅市場のテコ入れ策として不動産開発業者が住宅ローンを
融資できるようにします。
「銀行融資を受けることが出来ない低所得者でも住宅購入を可能にして、
不動産開発業者も住宅販売を増やす」ことが目的です。

マレーシアでは、銀行の住宅ローン金利は4%〜5%のところを上限金利12%まで
不動産開発業者に認めます。米国のサブプライムローンに近いものを感じますね。

マレーシアのジョホールバルでは投資家向けに販売したコンドミニアムが
大量に売れ残り、売れたコンドミニアムも空室の状況が続きます。

地区によっては、ゴーストタウンに近い状況が広がっています。

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マレーシアで奇妙な住宅市場テコ入れ策が浮上している。不動産開発業者に貸金業免許を与え、住宅購入者へのローンを提供する仕組みだ。信用力が低いため銀行融資を受けられない家計の住宅取得を促す狙いというが、不良債権予備軍を生み出す「禁じ手」ともいえる内容だ。

 この政策に積極的なのは、住宅政策を担当する都市福祉・住宅・地方自治相のノー・オマル氏だ。9月に突然発表し、議論を引き起こしている。

 同省によると、不動産業者が提供するローンの上限金利は無担保なら年18%、担保がある場合は12%。銀行が提供する住宅ローンの金利4〜5%に比べると大幅に高い金利だ。「銀行融資を受けられない消費者の住宅購入を可能にし、不動産開発業者も住宅販売を増やす」ことが目的という。

 市場の冷え込みは深刻だ。業界団体のマレーシア不動産住宅開発業者協会(REHDA)によると、1〜6月の不動産販売件数は前年同期比で39%も減った。住宅開発大手UEMサンライズは今年の販売目標を当初の20億リンギ(約500億円)から10億リンギに引き下げた。

 市場不振は複数の要因が絡む。景気減速や供給過剰が主因だが、ノー氏は「銀行の貸し渋りが原因」とみる。不良債権の増加を恐れる銀行が融資を絞ったとの見立てだ。

 ノー氏が打ち出した仕組みに対する反応は様々だ。不動産開発業者は歓迎を表明したが、閣内からも異論が噴出している。地元メディアによるとジョハリ・アブドゥル・ガニ第2財務相は「論理的ではない」と手厳しい評価を下した。

 批判の理由は多岐にわたる。(1)銀行融資を受けられない家計に高い金利の返済能力があるのか(2)利払いが増大して家計の負担は増えないのか、などだ。共通するのは、この仕組みが長期的な視野を欠くことだ。不動産開発業者が潜在的な不良債権予備軍を作り出せば、巡り巡って住宅市場はさらに冷え込みかねない。

 マレーシア経済は先進国入りを目前に控えて足踏みが鮮明だ。屋台骨を支える石油関連産業は業績が低迷し、雇用不安を背景に消費意欲も減退している。住宅市場のテコ入れで景気を下支えしたい思惑は理解できるが、あまりにその場しのぎに過ぎはしないか。

 2008年の世界金融危機は、金融機関が低所得者に無理やり住宅ローンを貸し出したことが原因となった。目先の利益を優先する住宅振興策は巨大なリスクと隣り合わせだ。




posted by y's at 17:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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